「ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調」の第二楽章、Andante・ヘ長調は、
1775年にミュンヘンで作曲された、6曲のソナタに含まれています。
モーツァルトが生まれたのが1756年なので、19歳ごろの作品ということになります。
当時は、チェンバロからピアノフォルテ(今のピアノ)への移行期だったようで、
実際にどの楽器で弾かれていたのか、はっきりとは判っていないようです。
では、メロディーを見ていきます。
C音に付加された装飾音が、1音目、2音目・3音目・・・と、
次第に大きくなり、ポーンとB♭に跳躍しています。
この飛躍のためのエネルギーの貯め方がとても面白い。
跳んだあとは、1オクターブ下に着地して、3連音符で切り下げながら降りる。
いろいろな音の運動がはっきりと見えるので、モーツアルトの譜面を読むと発見が多いです。
↓MIDIファイルダウンロード
http://www5f.biglobe.ne.jp/~hps/classicMIDI/mozart279_2.MID
↓MP3ダウンロード
http://add9.typepad.jp/net_sym/mp3/mozart279_2.mp3
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