2005年11月15日にスタートしたクラシック専門の音楽配信サービス
「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」が好調らしい。
月額1890円で、約16万5000曲がストリーミング形式で提供される。
作品解説も順次日本語化し、百科事典的な情報サイトとしても充実させていくとのことだ。
音質はCDより劣るものの、膨大なライブラリーから様々な角度で楽曲を検索し、何曲でも聴けるというのは魅力的なサービスに見える。
教育機関や図書館といった公共機関への導入も行うとしているが、
プレイリスト作成機能などもあるようなので、店舗向けのBGMとしてストリーミングを利用するというのも面白いかもしれない。
音楽配信サービス全体を見ると、iTunesの開始をにらんだ曲単価の大幅な値下げがあったり、今春には定額サービス制への移行という動きがあるように、競争がさらに進行していくのは間違いないだろう。
そうなると、ナクソスのような独自に開拓した音源を持っているレーベルと、そうでない配信サービスとの体力差は鮮明になってくると思われる。
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