スタジオジブリの新作は、ル=グウィン原作の『ゲド戦記』になるそうだ。
河合隼雄氏がファンタジーを読むという文で解説しているのを以前に読んで、
「面白そうだな、そのうち読もう」と思っていたが、アニメ化されるとの話が。
河合氏によれば、ル=グウィンはユングの本をよく読んだそうで、「魔法」や「影」、「竜」といった表象を通じて、人間の内面に潜むものや内面的成熟過程といったものを、非常に優れた構成力と表現力で描いているとのこと。
ファンタジーや魔法と聞くと、現代とは無縁のおとぎばなしのように考えてしまいがちだが、そうではなくて、物語のなかで展開される、異質なものとの「対立」や「均衡」といった主題に、現代社会や個人が直面している課題と似通った面があることにも着目する必要があるだろう。
原作者は長いこと「ゲド戦記」映画化を拒んでいたそうだが、
この作品を完成度の高い映像作品として成立させるのは、
興行収入記録を更新するよりはるかに大変なのかも。
影との戦い―ゲド戦記 1 | |
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