自分のメディアファイルを放り込んで簡単に放送局をつくる。
「PixPO」のAidan Henry氏のインタビューに興味深い言葉があった。
「Webで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。」という質問にこう答えている。
CNETJapan:Web 2.0の挑戦者:だれもが「放送局」になれるPixPOより
古くさい言い方をすると、インターネットは「人々に力を取り戻して」います。そして、ほとんどの場合は大企業からその力を奪い返しているのです。
これまで、人々は資本や労働力を企業に集約するという手段をとることによって、文明を発展させてきた。 しかし、Webの普及によって、分散していることも最適な方法として機能し始めたのだろう。現在の潮流を、預けたもの取り戻しているとする見方は新鮮だ。
さらに別の観点から見ると、「外から内へ」という流れもあります。ユーザーが外の世界を自分たちの世界へと招き入れるという現象です。
そして招き入れた世界を新たに組みなおして、発信する。
PixPOが試みているサービスは、この流れを力強く後押しするものといえそうだ。
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