ポータルサイト「エキサイト」と、ロンドンの音楽サービス「ラストエフエム」が提携という日経の記事。
Last.fmは、パソコンの音楽プレーヤーで再生された楽曲の利用頻度をデータ集計して、お勧めの楽曲情報を提供するというサービスを行っています。
Last.fm - The Social Music Revolution
http://www.last.fm/
ある一人のユーザーについて、
最近聴いた曲はなにか?
今週聴いたアーティストのTOP10はなにか?
似た傾向の楽曲を聴いている他のユーザーはどうか?
といった情報を知ることができるし、いくつかの曲はサイトで視聴することもできます。
このサービスの日本版サイトをエキサイトが開設するとのことです。
「音楽を数字で評価するとき、ショップで売れた枚数よりも、実際にプレーヤで聴かれた回数の方が、より信頼できるデータだ」という考えかたは、非常に面白いし、より本質的でもあると思います。
今後、音楽を評価し、選ぶためのプロセスが変化していった時、
音楽の周辺環境には、どういう変化が起きるのでしょうか?
注目すべきテーマのだと思います。
【追記 2006/7/3】last.fmサイトの見出しです。おおざっぱに訳。
- Create your music profile 「あなたの音楽プロフィールを作る」-あなたのメディアプレーヤーのためのプラグインを使って自動的に。
- Discover new music 「新しい音楽を見つける」--簡単に、すばやく、みんなが今聴いているものを見出す。
- Find other people 「人を探す」-あなたに似た音楽を聴いている人達に出会う
- Your own personal radio 「あなた自身のラジオ」-あなたのプロフィールを、他の人が楽しめるラジオ局に変える。
Artist and Labels:Promote your music for free using Last.fm
アーティストやレーベルへ:ラストエフエムを使って無料で音楽のプロモーション活動をする。
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